らっきょうに含まれる食物繊維とは?
小さくても、らっきょうに含まれる食物繊維の量は野菜の中でもトップクラス。食物繊維が多いことで知られているごぼうよりも3〜4倍多く含んでいます。 また、コレステロールを吸収して排出させる働きのほか、脂質が体内に吸収されるのを軽減したり血糖値の上昇を穏やかにする作用があります。食物繊維の一種で、野菜に含まれる食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、フルクタンは 90%以上が水溶性です。 日本人の食物繊維の摂取量は減少傾向にあるため、意識して摂ることが必要です。食物繊維を摂るために、日々の食事にらっきょうを取り入れるのも良いのではないでしょうか。
フラクタンについて
らっきょうの食物繊維のうち約2%が不溶性食物繊維で残り約 18%が水溶性食物繊維のフラクタンです。 フラクタンは,イヌリンを代表とするフルクトースの重合体であり、機能性表示食品におけるイヌリンの届出件数は2015年及び2016年6年は0件,2017年は3件,2018年は10件(2019年2月末時点)と増加傾向にあります。 このことからもわかるように,イヌリンが持つ機能性は近年注目されおり、その機能性の一つが整腸作用です。同じ多糖類であるでんぶんとは異なり,イヌリンは,胃で消化されずに大腸まで届き,腸内細菌のエサとなって整腸機能を発揮します。 また,血糖値の急激な上昇を抑えることも知られ、腸まで届いたイヌリンが腸内細菌を増やし、それらが作る短鎖脂肪酸が腸の細胞を刺激し、インスリンが産生され、血糖値の急激な上昇が抑制されると言われています。 フラクタンは、その構造の違いから菊芋やゴボウに含まれるイヌリン型、微生物の生産物やチモシーグラスなどの牧草に含まれるレバン型およびイヌリン型とレバン型の両方の構造を有しユリ科やイネ科植物に含まれるといわれているグラナミン型に類別されています。

その他のらっきょうに含まれる成分
らっきょうには、ネギやにんにく、たまねぎ、にらなどと同じ刺激的な香りと辛味があります。これこそが食欲をそそるおいしさです。これらの野菜はユリ科に属し、「硫化アリル(アリシン)」を含むため特有の香りを持つのです。この硫化アリルには血液が固まるのを防ぎ、サラサラにしてくれる効果があるので、積極的に摂りたいものです。しかし、らっきょうを食べすぎると胃に負担がかかってしまうこともあるので、漬物も含め1日4~5粒ぐらいを目安にしましょう。らっきょう自体に殺菌効果があるため傷みにくく、白い実の部分は清潔な容器で保存すれば2〜3週間保存できます。葉っぱの部分は傷みやすいので早めに調理しましょう。上手に保存して、年に一度のおいしさを大切に少しずつ味わいたいですね。